わかった気になりたい欲

お久しぶりです。たかゆき♡です。

前回がいつだったか覚えてませんが、まあそれなりにお久しぶりなはずですね。

お元気してましたか?私はとてもお元気です。

さて今回は映画ネタです。

昔の作品もいいもんだなーと、最近改めて思ったわけです。

その辺りも語りたいものですが、まあナウいヤングは知らないでしょう。

「”マザー”ってネスが出てるやつだろ?スマブラで知ってるよ」

程度のレベル(?)でしょう。

“スタンド・バイ・ミー”が元ネタになっているところとか通じないと思うのです。

ということで今回は、比較的最近のコンテンツの話にしておきましょう。

みんな大好き新海誠作品です。

わかりやすいラブロマンスだと思わせている

”君の名は。””天気の子”辺りならみた事ある人も多いのではないでしょうか。

それより前の作品については今回は置いておきましょう。

この直近2作品の流れを見ると

大衆に思考停止させるのことを狙ってたんじゃないじかなーと思っています。

雑な表現ですけどね。

ラブロマンスだと思っている人は多いでしょうが、

描写を彗星などに書き換えた”君の名は。”は東日本大震災のことでしょうし、

異常気象を扱っているのが”天気の子”、でしょう。

まだ解決していない問題(ゴールはないでしょうが…)に対して、教養のない大衆としては

「なんか難しそうでよくわからん。で、どうしたらいいの?オチは?」

となります。白黒はっきり回答が出るものとして期待しますよね。

現状が完璧ではない。何かが足りてない。それはなんとなく感じてはいるものの、

足りない”何か”がわからずモヤモヤして気持ち悪いわけです。

で、そのモヤモヤを無くしたい需要に対して

「あなたが探していた”何か”。それは運命の人なのです」

とわかりやすい模範回答風のものを見せてあげると

人々は解決できた気になって気持ちがいい、というのが狙いだったのではないでしょうか。

問題に対して、解決のための努力をするよりも、

解決したことにして目を逸らす方が楽なので、

需要としては後者の方があるよね、というのがトレンドになっちゃってるということです。

「商業コンテンツは稼ぎ目的だからそれでもいいじゃん」とか

「映画ですから。フィクションですから。解釈はお任せしますよ。」とか言われるとそうですが、

潔癖症タイプだと納得したくない人もいるかもですよね。

最後に一言

この流れでいくと、今後の新海作品(川村作品)に

“新型コロナをネタにしたラブロマンス風”のものが出るかもしれませんね。

さてどうなることやら…動きは追っていきたいと思います。

そして最後に。純粋に新海作品を楽しみたい人へ。

今回のブログは読まない方がいいよ!