選んでいるようで選ばされている?

On 2016-03-27 by Oplan

皆さん、こんにちは。技術開発部の大河です!
 

昔、僕はマジシャンを目指してBarで働きながらお客さんに披露していました。
マジックの勉強をしていると人間の心理を巧みに使ったものばかりでした。
そんな「人間の心理」についてお話ししていきたいと思います。
 

自分で選んでいる様に思わせる。
 

カードマジックなどでよく耳にする、
「お好きなカードを1枚選んで下さい。」
という様なマジシャンの言葉。
その後、お客さんは自分で好きなカードを選びます。
 

しかし、実は人間の心理を使ってマジシャンに操られて選ばされていることがあるんです。(マジックによっては、ちゃんとお客さんに選んでもらっているものもあります。)
 

どういう事かというと、、、
 

『人間は慣れない環境、緊張、制限時間等がある場合に選択を迫られると、中間にあるものを選択しやすい。』
ということなのです。
 

カード5枚あるとして、その中でカードを選んでもらうとします。
多くの観客の中からカードを引いてもらう人を指名します。
指名された人は、
『普段あまり間近で見ることの出来ないマジックを見る。しかも多くの人の中から自分が指名されてカードを引く。』
という慣れない環境での緊張状態となります。
しかも、『カードを一枚選ぶだけに時間を長くは掛けられない』と無意識に思ってしまうのです。
そんなお客さんにカードを扇状に開いて目の前に出してあげると、真ん中のカードに自然と手が伸びるのです。
なのでマジシャンは引いて欲しいカードを真ん中に入れておくことで、お客さんに準備していたカードを引かせることが出来るのです。
 

「へぇ〜。そうなんだぁ。」と思っているあなたもこういった体験を自然としているかもしれません。
 

例えば、
大事な人とのデートや記念日。
普段はあまり行き慣れないレストランでの食事。
2万円のコース/1万5千円のコース/1万円のコースの3種類があるとします。
ウェイターさんがあなたの横に付き、「本日は、どちらのコースに致しますか?」と尋ねてきます。(選んでいる間もずっと横に付いている)
『普段行き慣れないお店(慣れない環境)+大事な人とのデート(緊張)+横にはウェイターさん(制限時間)』
真ん中のコースを選びたくなりませんか?
 

この心理は全ての人に当てはまるとは言えませんが、確率は高いです。
『全ての人に当てはまらないとマジックじゃ成功しないじゃん!』と思うかもしれませんが、100%選んでもらう方法もあります。
しかし、これは技術が必要です。
これを記載してしまうと、今後僕が披露する際に困ってしまうのでここまでとしておきます。(笑)
 

では、また次回の投稿で。。

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