共存 – デジタルとアナログ、CDとストリーミングサービス

こんにちは!オープランの木村 悠介です。

 

2018年7月の入社後初のブログでは、ITに関する話題よりも音楽についての話題を中心に書かせて頂きましたが、その後も音楽に関わるトピックが自分の中で多く起こっていたので、今回も音楽の要素多めで書かせて頂きます(笑)

 

Apple MusicやSpotify、Amazon Musicなど、様々な音楽ストリーミングサービスが台頭している昨今においても、歌詞カードを見ながら音楽を聴くのが好きな僕は大好きなアーティストの新曲は必ずCDで購入しているのですが、

2018年5月から僕もついに始めました!Spotify‼︎

僕が音楽を好きになるきっかけとなったアーティスト・CHEMISTRYが、新曲をリリースするにあたってのキャンペーンとして、「Spotifyでも配信される新曲をSNSでシェアした方の中から抽選で限定ライブにご招待」というキャンペーンを行っていたので、それに応募する為にSpotifyのアプリをインストール。

 

結果、そのキャンペーンには外れてしまうのですが(笑)、3ヶ月の無料期間でも邦楽・洋楽問わず膨大なライブラリから音楽を聴く事が出来る点、そしてスマートフォンだけでなくタブレットやPC、そして自宅にて所有しているPS3まで、様々なデバイスで自分のライブラリを保持したまま音楽を楽しむ事が出来る点に魅力を感じ、そのまま月額980円を支払いすっかりSpotifyユーザーになりました。

今でも自宅で作業をする際、このブログを書いている時もSpotifyで音楽を流し、楽しく作業をする事が出来ています。

 

そんな中、日本のロックバンドの中でも現在でもトップに君臨し続けるMr.Childrenが、2018年10月3日に「CDならではの魅力と力強さ」を前面に押し出した傑作アルバムを発売します。

 

 

前作「REFLECTION」から実に3年4ヶ月振りのリリースとなったアルバム「重力と呼吸」。

収録曲は10曲のみ、シングルとしてリリースされていたのは「himawari」と「here comes my love」(配信限定) という事で、収録楽曲に対するメンバーの揺るぎない自信が伺えます。

 

そして今作ではMr.Childrenの完全セルフプロデュース作品となっており、とにかくバンドサウンドが力強い! 今までのミスチルのアルバムではピアノやストリングスの音色がフィーチャーされていた印象が強いですが、このアルバムでは中川さん(中川敬輔)のベースがベンベン鳴り響き、JEN(鈴木英哉)のドラムが力強くビートを刻み、今までだとギターソロが聴けるだけで話題になっていた田原さん(田原健一)の「皇帝」と呼ばれるに相応しいギターソロを存分に味わう事が出来るといった、

デビューから26年の歳月が経過した今でもあくまで「ロックバンドとして第一線を走り続けていく」という覚悟を感じる、密度の高い作品に仕上がっているのです。

 

ボーカルの桜井さん(桜井和寿)の歌声もより瑞々しさを増して聴こえてきますし、印象的なジャケットのアートワークも含め、どこを切り取っても愚直なまでに純度の高い作品に仕上がっているのです。

歳を重ねるごとに、「次はこんな展開かな?」といったように斜に構えた感覚で音楽を聴いてしまう事も増えてきているのですが、聴いてただただ圧倒されるような、そんなCDに今でも出会える事が幸せです。

 

さて、ここまで「いつでも、どこでも、膨大なライブラリから音楽を楽しむ事が出来る」音楽ストリーミングサービスと、

「レコードショップで手に取り、歌詞カードを読む瞬間まで、ひとつの『作品』として音楽を楽しむ事が出来る」CDに ついて個人的なエピソードを書いてきましたが、加速度的に価値観が多様化している現代において、デジタルなものとアナログなもののどちらかが廃されても誰 かの楽しみは奪われてしまうし、「共存」しているからこそ音楽は歩みを止める事なく、日々時には誰かを勇気付け、時には誰かを癒しているのでしょう。

これは、前回僕が初のブログで書いた、「一見全く関係がないようでも、物事が共存しているからこそ人は前進する事が出来る」というテーマにも通じてくる事だと思います。

エンジニアとしてはまだまだな僕ですが、ITについての勉強と、音楽の探求を共存させ、これからも歩んでいきます。

 

少し話は変わりますが、2016年に僕は26歳にしてピアノの習い事を始めていたりもするので、次回のブログではそれについての話題も書けたらいいなと思っています。結局、次も音楽についての話題になってしまいそうですね(笑)