AI・人工知能が搭載されたロボットまとめ

皆さんこんばんわ、シュウゴです。

 

政府による「ロボット新戦略」によれば、国内のロボット市場規模を現状の約6,500億円から約4倍の約24兆円へと拡大しているみたいです。(2018年時点の市場規模調べ)

今回は現在も市場を拡大最中の「AI・人工知能」が搭載されたロボットをご紹介していきます。


目次

1 ロボット・AIの重要性

2 AI機能が搭載されたロボットまとめ

・家庭用ロボット

・農業

・製造


・ロボット・AIの重要性

 

AI・人工知能は、大量のデータの中から人間が見つけることのできないような規則性を見つけ出し、
人間と同等、あるいは人間以上の能力を発揮します。

活用が進んでいるAIの要素技術 ディープラーニングにおいては、
特に画像認識技術の発展が進み、ロボットの眼としての活用が進むでしょう。

そもそも、AIとは、限定された領域の課題に特化して自動的に学習、処理を行う人工知能を指します。
具体的には、画像認識や音声認識、自然言語処理などの技術(後の章で詳しく解説)を持つ人工知能です。


・AI機能が搭載されたロボットまとめ

どのようなロボットがAIが組み込まれているのかを調べてみました。

 

家庭用ロボット

LOVOT (GROOVE X株式会社)

「ちいさなLOVEが、世界を変える」というコンセプトで開発された家庭用ロボットです。
頭の上にあるカメラで周囲の環境を認識し、自動運転と同じ技術で地図を作成します。

 

インターネットにも接続可能で、見守りサービスなどを提供してくれます。

 

Aibo (ソニー株式会社)

ソニーが開発した犬型の家庭用ロボットです。

 

90日程度で家族の顔を見分けたり、屋内を自由に周り動き回ったりできるようになります。
また、ユーザーが喜ぶ動作を学習して繰り返したりするなど機体によって個性があるのが特徴です。

 

さらにaiboは実用性にも優れています。見つけて欲しい人を探してくれたり、写真を撮影してアルバムを作ったりしてくれます。

 

農業

OPTiM Agri Drone (オプティム)

Aによって農作物についた害虫を認識し、ピンポイントに農薬を散布するドローンです。
広大な農地であっても、高高度から近赤外線カメラやサーモカメラによって撮影された画像を分析し、害虫を発見すれば舞い降りて害虫に直接農薬を散布します。従来の農薬に比べて、農薬の使用量を削減でき、環境に優しいのが特徴です。

 

エコロボティックス (ecoRobotix)

広大な農地の雑草を自動で除去してくれるロボットです。カメラによって撮影された画像から、雑草と農作物を区別し、雑草を除去することができます。今まで、多くの時間と労力を費やしていた雑草取りの必要がなくなることから、農家にとっては非常に嬉しいロボットです。

 

The Well-Ye V.I.N

自動でぶどうを摘み取ってくれるロボットです。広いヴァンヤードのなかを動き回り、カメラがぶどうを自動認識し、自動アームによって1つ1つ丁寧に傷つけないように摘み取られます。

また、ロボットにはGPSが付いており、収集の途中で動けなくなったりした場合は、持ち主に救急要請のメッセージが送られるので安心です。

 

まとめ

AI搭載ロボットによる作業の自動化がさまざまな分野で進んでいることがわかりました。

 

AI搭載ロボットに多く活かされている技術は画像認識技術です。ディープラーニングの技術を活かすことで、ロボットが人間の眼と同じように対象を見て認識し、分析や作業、異常検知などを行うことができます。これからも画像認識を活かしたロボットによる作業の効率化・自動化は進んでいきそうです。

今後AIによってロボットが進化していけば、人手不足問題の解決や人間がやるには煩雑な作業や危険な仕事も自動化され、より豊かな社会が待っているはずです。これからもAI搭載ロボットの登場には目が離せません。