おはようございます。きょうもぷらっと散策中のモリヒロです^^
先日は新橋から浅草まで歩いてまいりました。海に近づくにつれて風も強くなります。この数日で春がようやくやってきた気がしますね。うららな光ときもちのよい風が吹く―うーん…野山にピクニック行きたい。
さてさて、今回のニュースは3月25日TechCrunch JapanがまとめたApp Annieのレポートからご紹介する「モバイル若年層では、Eメールが死につつある」というもの。
「13歳から24歳がメッセージングアプリ利用に費やす時間は、45歳の3.5倍以上」しかも、「彼らがAndroidのトップ5ストリーミングアプリに費やした時間は、45歳以上の2倍以上で若いユーザーは 1日平均4回以上この種のアプリにアクセスしている」のだそうです。
そしてこの若いユーザー世代に対して、スマートフォンと共に育ってこなかった世代は「デバイスやガジェットを小さなパソコンとして使う傾向がありEメールやWebブラウザーを使っている時間がどの年代よりも長い」という結果に。なお「この調査データはAndroidスマホのユーザーが対象でiOSユーザーは加わっていないが、大きな現在の「傾向」が見えるだろう」―そうまとめられていました。
LINEやカカオトークのようなメッセージアプリがEメールを凌駕する日が来た!というニュースにはうなずくばかり。
実はわたくし、昨年6月まで頑なにメッセージアプリを使用せずにおりました。ガラパゴスケータイとタブレットの二台もちでしたが、友人から度々LINEはじめて!グループに参加して!といわれることばに常と抗いつづけていたのです。理由は「なんとなく」笑。
ところが6月。友人の結婚式の幹事代表を引き受けると、連絡がとりづらい。どうにも周りに迷惑をかけるのは忍びない…そうしてしぶしぶアプリケーションをダウンロード、様々な人と蜜に連絡を取り合うようになると…。そういえばキャリアのメールを使ったのっていつだっけ、の状態になっておりました。あんなに頑なに遠ざけていたものは、いまや私の 必需アプリ。
“小さなPC”という存在で認識していた携帯電話に「なんとなく満足していた」自分の認識が、環境とツールに覆されたわけです。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で日本では広く知られるようになった経営者ピーター・ドラッガー氏は、その著書で 「社会変化に続く、予想も出来ない産業の誕生」とその可能性について言及しています。そのときは「何がいいの?」と思われたものが、世に出て“見出され”て、予想内外のニーズに合致し、爆発的に重用されることを予見していたのでしょう。
メッセージアプリはドラッガー氏の予見の内に入るものなんだろうなぁとしみじみ思います。
そういえば、「4月3日」の本日は、アップル社がはじめてiPadを世に送り出した日でございます。16年前に発売されたものは本体サイズ242.8×189.7×13.4mm、質量は680グラム、マルチタッチ対応の9.7インチディスプレー。iphoneOS3.2搭載。iPod touch/iPhone の流れを汲む製品と謳われていました。
そして当時のわたくしはまたも「え、でかい、じゃま、いらん」と思ったものです(笑)
当初は個人と家庭向け携帯端末を想定したリリースだったのでしょうが、現在では業務用ツールとして企業・官公庁、教育現場などでの活用が増えていますよね。
iPadは売り上げが落ちている、と聞いて、ちょっと調べてみましたら、シリーズの顧客満足度が高いため「積極的に買い換える」選択をするユーザー需要がなかなか喚起されないという声を発見しました。(なんとも悩ましい、うれしい悲鳴ですね)
必要性に応じて開発される技術はすばらしいものです。しかし、開発されたあと、必要とされる場所に“引き寄せられるように”存在と有用性を高めてゆく技術―そういったものを生み出している人たちには感嘆と嫉妬とを感じずにはいられません。
そういえば散歩中も、道の確認にマップ系アプリを使っています。ある技術によって私の趣味も知らずに形を変えていたのかも…と思うとちょっぴり胸中複雑…しかし、ひとしきり迷うのを楽しめるのは「ごー○ーぐる!」でさいごの道を見失わない安心感があるから、かも、しれませんね…(笑)
「ごー○ーぐる!ここからすてきな企業成長まで♡」こんな道標ほしいですねー^^(笑)