遺伝子操作

OTです。

この記事では、人類の進化が変わる時が近いかもしれないということをお伝えしていきます。

今、自然科学の論文を中国が量と質に関わる3つの指標全てで首位に立っていることはご存じでしょうか?
これは、文部科学省の研究所が8月に公開した自然科学系の研究論文に関する世界ランキングでわかっていることです。

自然科学研究とは自然に関わること全てにおいての研究で、宇宙を始め、生物についても関わってきます。

特に最近になって注目されているのは、宇宙と生物であることは皆さんも何となくわかっていることではないでしょうか?

例えば、無人探査機での火星や小惑星の探索、「ダークマター」と呼ぶ物質の研究などが宇宙に関しての研究で熱くなっています。

そして、生物学においては遺伝子に関わる研究がアメリカや中国を筆頭に熱くなっています。

これは、遺伝子の研究にかかる費用が減ってきたことが影響しており、今後も費用が減っていくことで、一般の人にも遺伝子の研究ができる可能性を表しています。

実際に、外国では民間人が自分の手の皮膚を使って遺伝子操作をするなどの動画を上げることなどがありました。

そして、この遺伝子操作によって起こる危険性や人類の新たな進化の形も見られるようになっています。

例えば、ウイルスの作成や、「デザイナーベビー」などです。

「デザイナーベビー」とは、受精卵の段階で遺伝子操作を行うことで外見や体力、知力などを操作することです。

当然、倫理観に触れるため、研究があまり進められていないのですが、「デザイナーベビー」が作られたという事例もあるため、まったく触れられていない分野でもありません。

僕は、遺伝子研究によって恐ろしい未来が起きて欲しくないと思いつつも、遺伝子研究によって病気の改善や、新たな人類の未来を考えると面白くて意義のあるものだとも思います。

また、研究者は好奇心が強く、時には倫理観を超えてでも求めたいものを研究する人達も出てくると思うので仕方のないことだとも思っています。

しかし、皆さんには悲観して欲しくないとも思っています。

それは、宇宙物理学や、天体物理学の研究者である、マーティン・リースさんの視点からお伝えしたいことです。

マーティン・リースさんは人間を含む生物は今後も進化を続け、それらを取り巻く環境も含めて多様性を増し、大きな変化をしていくということです。

そして、これからはダーウィンの提唱した進化だけでなく、遺伝子操作などによる進化もしていくと語っています。

ダーウィン自身も「遠い未来まで全く変化せずにそのまま存在できる生物種は一つもない」と認識していたそうです。

今までの人類を含めた生物はゆっくりとした進化でしたが、これからは進化の速度が速くなるのだと考えると、未来の人類は非常に未知であり、想像の富んだものになりそうです。