「給与はいくらになりますか?」は質問しても良い?

世の中の面接官がみんな同じ意見とは限らないので、中にはこんな人もいるんだなーくらいに思ってくださいね。

今回は、面接時に給与について質問するのはアリなのか?について。
生活に関わることですし、多く稼げる会社を選びたいところですよね。

一般論では、海外では給与に関して質問するのは当たり前で、
日本だと控えるべき、といった意見もあるようです。

お金以外にも仕事に意味を見出して欲しい”

といった方向に持っていけた方が安上がり、などと考えている企業もあるかもしれませんね 笑

もちろん日本の会社でありながら、「全然聞いてくれてもいいよ!」なところはあります。
質問して問題ない場合、不都合な場合、それぞれ見ていきましょう。

質問OKの場合

むしろ面接官側から「希望の年収は?」などと聞くくらいなので、
質問してもらって構わない、といった場合はあります。

企業の側も採用に関して想定している予算があるので、その範囲内で採用活動できているかの確認だったりします。

他にも”自分のことを客観的に評価できているのか”、といった視点で応募者を見ていることもあります。

相場よりも大きすぎる額を提示するなどであれば、割高な金額を要求されることになるのかな、と不安になったりもするでしょう。

「悪くはないスキル感だけど、その年収は払えないなぁ…」と諦めることもあり得ます。

他にも、「そもそも生活に影響するんだから気にして当然だよね」と特に深く考えない面接官もいるかもしれないですね。

質問されると困る場合

単純に”回答できるタイミングじゃないから困る”、というのが一つ理由として考えられます。

例えば、一緒に働くことになるであろう現場の社員に「私にいくら出せるんですか?」と質問したところで、その人には額を決める権限がなかったりします。

結局、求人票に書かれている範囲でフワッとその場の回答としつつ、「それくらい事前に読んできてよ」などと内心思っちゃったりもします。

選考過程で複数人と話した場合、その人達の意見でどれくらいの年収が妥当であるかを話し合うこともあるでしょうから、意見が出揃う前に質問して困らせても断言はしてくれない。

そんなこともあるでしょうね。

内定が出れば年収も提示されるので、そこで質問/交渉するといいかもしれないです。

見方を変えると、市場価値が高くなるような能力値の人であれば、わざわざ質問しなくても、年収を提示してくる企業は複数出てくるので、その時に価格交渉でもすれば良い、となります。

逆に、そもそも複数の内定を取れるかが怪しい、くらいのスキル感であれば、現職で実績を積んだり、ポートフォリオを形にするなり、が先で、転職の時期を考え直した方がいいかもしれません。

優遇して欲しい”より”能力を高く買うべき!”、と自身の見せ方を変える方向で進めてみるのがおすすめです!