今回はリファラル採用についてです。
みなさんリファラル採用についてご存知ですか?
最近いろんな会社で採用されているという情報をよく聞きます。
普通の採用よりもコストがかからないので、会社の負担は軽減されるようです。
では詳しくみていきましょう。
『リファラル採用とは?』
リファラル採用は、社内外の信頼できる人脈を介した採用活動のことで、簡単にいうと『あなたの知り合いを我が社に紹介してください』といったような制度です。
リファラル(referral)の意味は「紹介」「推薦」です。
リファラル採用は企業をよく理解した従業員の紹介のため、企業とのマッチング率・定着率が高い、またエージェントや求人広告の費用と比べて採用コストも抑えることができるという利点があります。
欧米ではすでに社員採用で重要な役割を果たしていて、日本でも大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広く採用がされつつあります。
日本の大企業は、身内や知り合いを入れると何かを画策する恐れがあることから、そのような採用はしていないという企業もあるみたいです。
ちなみに私の前職ではそうでした。
変わってほしいものですね。
『リファラル採用が注目されている背景』
ではなぜリファラル採用がここまで注目しているのでしょうか。
注目されているのにはもちろん理由があるのでそちらをみていきましょう。
『自社採用を強化したいという思い』
日本では求人倍率も年々上昇傾向にあり、ITエンジニアなどの技術系専門職はこれから必要な人材として人気が出てきているので求人倍率が10倍にもなっています。
そこでこの熾烈な人材獲得競争を勝ち抜くために今までの採用方法では難しくなってきており、改善が必要となっています。
そんな中で注目されたのが「友人・知人からの紹介」というリファレンス採用です。
『社員の離職が多いのが悩み』
コロナウイルスの蔓延もあり、リモートワークが一般的になり、コミュニケーション不足が問題になっています。
この状況からエンゲージメントの低下や帰属意識の低下が各企業で起こっているようです。
採用シーンにおいても面接がオンライン化することにより、選考を通して企業の魅力を伝えることが難しくなってきています。
一方リファラル採用では友人・知人から現場の生の声を聞くことができるので、情報の信頼性が高く、企業理念や文化などのフィット感を事前にすり合わせることが可能となっています。
そのため入社後の離職率を減らすことができます。
いかがでしたか。
『リファラル採用』では、採用コストの削減や離職率を減らすことができます。
そのためには、社員から紹介をもらえるような職場の雰囲気にする必要があるので、今いる社員に適正なポジションやその社員を管理できる仕組みが必要になります。