面接で質問するとダメなもの

今回はなんと面接ネタです。

『印象の良くない質問』


面接の時に福利厚生や残業について質問するのは良くない、
そんなお話を聞いたことがありますか?

私はあります。

そして、面接官全員が同じ意見とも限らないでしょうが、
やはり印象が良いものではないかなと。

そんな結論のブログなども見かけたことがあるのではないでしょうか?
私はあります。ということで私からも語っておこうと思います。

『優秀な人が欲しい』


当たり前ですが、企業としては一度雇ってしまうと毎月お金を払わないといけない(しかも、日本の場合は解雇しにくい)のです。

お給料というやつですね。

そして支払う金額よりも稼ぐ金額を大きくしないと倒産してしまいます。

なので、大きく稼いでくれる人にはより活躍して欲しいと考えるので、
昇給だったり、諸々条件を良くして繋ぎ止めようとします。

逆に給料分も稼げない人には(解雇は難しいので自主的に)早くやめて欲しいと考えます。

…乱暴な表現かもしれませんが、お荷物を抱えるために、
優秀な人の稼ぎを充てるのは大変なのです。

優秀な人目線だと「あいつに貢ぐために働いてるんじゃない!」
と自身の給料に還元して欲しかったりもします。

優秀な人が会社を辞めないようにその声は聞いてあげたいと会社側も考えますよね。

『企業側も不安』

福利厚生しっかりしてないと不安、残業ばかりだと嫌だ、
そんな不安もあるでしょうが、企業側も不安なのです。

例えば極端な表現ですが、
入社した途端、稼ぎにつながる義務は果たさず、
福利厚生などの権利ばかり主張される、
しかも解雇が難しいとなると会社としては損です。

ここにかかる金額分だけでなく、優秀な人が愛想尽かして辞めてしまうとなると、本来稼げた分も無くなります。

損失がすごく大きいのです。

というわけで、企業側も不安の中、慎重に面接を進めようとします。

そしてその不安心理の際に「福利厚生がー」などの質問が熱心に投げかけられると、面接官としては怖いわけですね。

売り込む場として相応しくない
「他の候補者よりも、私と仕事をするのが美味しいですよ!」
と自分を売り込む面接の場で、「仕事はしたくないんですけど、面倒は見てくれるんですか?」と聞こえるような質問をするのは、やはり印象は良くないでしょう。

面接官もサラリーパーソンだったりするので、「なんでこんな奴に内定出したんだ!」とか怒られたくないのです笑

落とした方が身を守れると考えるわけですね。

なので面接の際には、安心感を与えてあげましょう。

「そんな福利厚生もあるんですね。知りませんでした。」
「短い時間で高いパフォーマンスを発揮できれば残業も不要ですよね」
くらいの温度感でいるのがいいかもしれません。

それでも気になるなら事前に調べたり(福利厚生についてはHPに載ります)、
内定を出させた後に質問したりすると無難です。

“面接の時に”しなくていい質問は控えましょう!