星の雑学2

こんにちは。今回も星の雑学について紹介して行きます。

①ずっと昼、ずっと夜の星
天王星は太陽から7番目に位置する惑星で、直径は地球の約4倍あります。
木星、土星に続いて、太陽系で3番目に大きい惑星です。
1781年に、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって
偶然発見されたのですが、発見当初は彗星と考えられており、
その後の観測によって天王星が惑星であることが分かりました。


天王星の大きな特徴として挙げられるのが、公転軸に対して自転軸が
98度も傾いていることです。つまり、自転軸がほぼ横倒しになっているので、
ゴロゴロと転がるように太陽のまわりを回っている状態なのです。

その原因としては、数十億年前に軌道から外れた
地球ほどの大きさの天体が、天王星に衝突したという説が有力です。

ただし、2011年に発表された最新のシミュレーションによると、
従来考えられていたような天体の衝突は1回だけでなく、
同じクラスの天体による衝突が2回あったと推察されています。

ちなみに、天王星の公転周期は約84年です。自転軸が
横倒しになっているので、天王星の極に近い地方では、公転周期の
半分にあたる42年間がずっと昼、そして残りの
42年間がずっと夜となります。中緯度地方では、1日中太陽が沈まない夏や
太陽がまったく顔を出さない冬が訪れますが、
自転軸が98度も傾いているため、天王星の大部分の地域は、
地球の北極圏や南極圏になります。

さらに、太陽からの距離は平均28億7500キロメートルと、地球と比べると
約19倍も離れているので、太陽から受ける光の量は地球の
約0.3パーセントしかありません。その結果、表面温度は
マイナス200℃以下にもなり、昼夜の気温差はほとんどないと言われています。

②水に浮かぶくらい軽い惑星
土星は、木星の次に太陽系の中で大きな惑星です。直径は地球の約9倍、
体積は約755倍もあります。ただし、土星の大部分は、水素やヘリウムなどの
軽い元素からできているため、土星の密度は太陽系の惑星の中でもっとも低いです。
土星の平均密度を計算すると、水の0.7倍となります。
つまり、もし土星を浮かべられるほど大きなプールがあったら、
土星を水に浮かせることができるのです。


土星最大の特徴と言えるのが巨大な環(リング)です。
最初に発見したのはガリレオ・ガリレイなのですが、
ガリレオは環であることを認識できなかったといいます。
その形が明らかにされたのは1655年のことで、
オランダの天文学者クリスチャン・ホイヘンスによって発見されました。

土星の環は、一見すると一つの環のように見えるが、
実際にはいくつもの環から構成されています。内側からD・C・B・A・F・G・Eの
7本の環があり、もっとも目立つのはA環です。いちばん内側のD環や、
外側のF・G・E環などは非常に暗いので、大きな天体望遠鏡がないと
観測することができません。1675年にはフランスの天文学者の
ジョヴァンニ・カッシーニが、B環とA環のあいだに
大きなすき間があることを発見しました。この隙間は
「カッシーニの間隙(かんげき)」などと呼ばれています。

なお、環の大部分は氷の粒や岩石からできています。その大きさは
数ミリから数メートルほどあり、表面は水やアンモニアの氷で
覆われているのですが、土星になぜこのような環があるのかは、
まだよく分かっていません。現在のところ、土星が生まれた頃にあった
衛星が壊れてバラバラになり、環ができたという説や、
土星の材料となった氷や岩石の残りが環になったという説などが提唱されています。

いかがだったでしょうか?今回も太陽系の惑星の雑学について紹介しました。
次回は銀河に関する雑学について
紹介していきますので、お楽しみに。