Webサイトの仕組み

こんにちは。

今回はWebサイトが表示される仕組みについて紹介します。

早速、Webサイトが表示される流れは以下になります。

①URLに含まれるドメインからDNSサーバーにWebサーバーのIPアドレスを問い合わせる。

②DNSサーバからIPアドレスが送信される。

③取得したIPアドレスのWebサーバーにアクセスし、ページデータを要求する。

④Webサーバーから返されたデータをwebブラウザで表示する。

流れの説明で出てきた用語の説明を行います。

まずはURLです。

URLはUniform Resource Locatorの略で、インターネット上のWebサイトやファイルの位置や情報を示すものになります。

URLはGoogle chromeやFirefoxなどのブラウザでホームページを閲覧すると、その上部のアドレスバーにhttp~から始まる半角英数の文字列がURLになります。

次に説明する単語はドメインです。

ドメインはインターネット上の住所を表すもので、Webサイトの場所を判別する情報として利用されます。

ドメインはWebサイトのURLで言うと、「https://website.com」のwebsite.comの部分がドメインになります。

次に説明する単語はDNSサーバーになります。

DNS(Domain Name System)サーバは、ドメイン名とIPアドレスを変換する処理を行うサーバになります。
DNSサーバーは階層化されていて、特に最上位に位置するDNSサーバーをルートサーバーと呼びます。
ルートサーバーは.comや.org、.jpなどのDNSサーバーのIPアドレスを管理しています。

次に紹介するのはWebサーバーです。

Webサーバーとは、Webシステム上で、利用者側のコンピュータに対してネットワークを通じて、情報や機能を提供するコンピュータおよびソフトウェアのことです。
有名なWebサーバの種類としては、Apache、Nginx、IISの3つがあります。

Apache(アパッチ)はオープンソースでありながら、信頼性が高く、機能が充実しているのが特徴で、世界で最も多く使われているWebサーバーです。
特にLinuxで多く使われています。

Nginx(エンジンエックス)は、Apacheと同じオープンソースで、同時にリクエストの処理に特化していて、軽量で処理が早いWebサーバになります。

最後にIIS(Microsoft Internet Information Services)は、Microsoft Windowsの標準のWebサーバです。
日本では、Nginxが使われることが多いです。

今回はここまでとなります。次回も単語の説明から始めていきます。