コンピュータの歴史1

こんにちは。今回はコンピュータの歴史について紹介していきます。

歴史について説明する前にコンピュータの定義について説明します。

Wikipediaによると、
「コンピュータとは、コンピュータのプログラミングによって、一連の算術演算や論理演算を自動的に実行するように指示することができる機械のことです。現代のコンピュータはプログラムと呼ばれる、一般化された一連の操作に従う能力を持っています。

これらのプログラムによってコンピュータは、非常に広範囲のタスクを実行することができます。

「完全な」動作に必要なハードウェア、オペレーティングシステム(メインソフトウェア)、および周辺機器を含む「完全な」コンピュータをコンピュータシステムと呼ぶことができます。」とあります。

要約すると、コンピュータは
プログラムに従う能力を持ち、一連の算術演算や、
論理演算を自動的に実行するように指示できる機械だと言えます。

ところで、そもそもプログラムとはなんでしょうか?

コンピュータプログラムをwikipediaで調べると以下のような文章となります。

「コンピュータプログラムとは特定のタスクを実行するために、
コンピュータによって実行される命令の集合体である。
ほとんどのコンピュータ装置は、適切に機能するためにプログラムを必要とする。」

「コンピュータプログラムは通常コンピュータプログラマーによって、
プログラミング言語で書かれる。人間が読める形式である、
ソースコードのプログラムからコンパイラやアセンブラは、
マシンコード(コンピュータが直接実行できる命令で構成された形式)を導き出す。
また、コンピュータプログラムはインタプリタの助けを借りて実行されることもある。」

このことから、コンピュータプログラムは、特定のタスクを実行するためにコンピュータが実行する命令の集合体であると言えます。

ここからコンピュータの歴史について説明していきます。

コンピュータが誕生する前から、複雑な計算を簡単に行いたい
という需要は昔からあり、多くのツールが開発されてきました。

日本で子供たちが計算力の向上のために使われているそろばんなどは、
紀元前2400年前のバビロニアで開発されていたようです。

現代でよく言われるコンピュータが生まれるより前に、
特定の計算を自動化してくれているアナログコンピュータは存在していました。

しかし、今のようなデジタルコンピュータが発明されるよりもずっと前の、
紀元前50~100年頃に、古代ギリシャに高度なアナログコンピュータ である、
Antikythera機構 が存在していたことがわかっています。

Antikythera機構 は、およそ紀元前60~70年頃に、
占星術などの目的で使われたとされる ギリシャで開発された、
機械式のアナログコンピュータ です。

1901年に海から発見され、高解像度の表面スキャンや、X線トモグラフィーによって、
およそ37個の歯車があり、時計仕掛けの詳細を調べる研究が行われました。
研究結果によると、この機構は、日食の予測や、月や太陽の動きを追うことができ、
この機構を使って、月の速度が遠地点よりも近地点の方が、
早くなることなども計算されていたようです。

いかがだったでしょうか?次回もコンピュータの歴史について紹介します。