プログラミング言語の歴史9

こんにちは。

今回もプログラミング言語の歴史について紹介していきます。

まず、今回紹介するのは、Haskellです。

Haskellは定義可能な演算子、例外処理などの現代的な機能に加えて、パターンマッチングやガードといった特徴的な機能を持っています。

Haskellの由来はアメリカの数学者であり、論理学者であるハスケル・カリーの名前となっています。

Haskellは1990年に作成され、2010年にリリースされた最新のHaskell 2010では、他のプログラミング言語とのバインディングを可能にするFFI(Foreign Function Interface)が追加されました。

Haskellは現在でも学術研究や、処理速度が高速かつ信頼性の高い金融システムの構築などで使用されている言語です。

次に紹介するのはMicrosoft Visual Basicです。

Visual Basicはマイクロソフトが1990年代に開発していたプログラミング言語です。

略してVBと呼ばれることが多く、WindowsのGUIのアプリケーション開発などに用いられています。

一般的に有名なのはVB.NET(Visual Basic.NET) と、VBA(Visual Basic for Application)なのでこれらについて紹介していきます。

まずはVB.NETです。

VB.NETは、C++やJava、C#などのC系言語と比較すると、文法が自然言語に近いため、プログラミング初心者でも比較的習得しやすい言語であると言われています。

しかし、Windows用のアプリケーション、Webアプリケーション、モバイル向けのアプリケーションの開発を行えます。

VB.NETは現在でも一部のプロジェクトで利用されていますが、徐々にC#などの言語に移行される傾向にあります。

次にVBAです。VBAを使用することで、ExcelなどのOfficeのアプリケーションの機能のカスタマイズなどを行うことができます。

VBAによって、excelを用いた業務の自動化や、省略化(グラフの描画、計算など)を行うことができます。

次に紹介するのはRubyです。

Rubyはまつもとゆきひろ氏によって開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。

日本で開発されたプログラミング言語として初めて国際規格に認証されました。

Rubyは1995年に発表された言語で、6月の誕生石であるPearlと同じ発音で、プログラミング言語であるPerlに続くという意味で7月の誕生石であるRubyが名付けられました。

Rubyの機能としては、クラス定義、正規表現、例外処理などを行うことができます。

WebアプリケーションのフレームワークであるRuby on railsの影響で、現在でもRubyは多くのエンジニアによって使用されています。