動画投稿で稼ぐとは!

どうも、みくたです。
少し前からyoutuberという方々が台頭してきていますね。
子供の「将来なりたい職業ランキング」に入っているほどメジャーな存在になっています。
色んなことを面白おかしくやってみる動画というと私はニコニコ動画のイメージだったのですが、
今やyoutubeの方が見る機会が多くなりました。

さて、そんな動画投稿者達ですが、職業と言われるからには収入があります。
彼らは動画投稿によって収益を得ているわけですが、具体的にどれくらいの稼ぎになるのか
気になったのでyoutube・ニコニコ動画について調べてみました。
youtube・ニコニコ動画共に動画投稿によって収益が得られる仕組みがあるのですが、やはりyoutubeの方が
稼げるイメージがありますね。実際はどうなのでしょうか。

●youtube
【広告】
まずはyoutubeですが、とてもシンプルで広告収入が主な収入源となります。
これは広告をしたい企業が宣伝費をyoutube側(google)に払い、youtube側(google)は広告を表示させる設定にした動画投稿者にその一部を払うという形で成り立っています。
動画を再生する際に流れるアレですが、動画の初めに流れるものも含め3種類があります。

・インストリーム広告
動画の再生時や途中で動画の代わりに流れる広告です。
広告はスキップ可能なものと不可能なものがあります。
ちなみに、広告がスキップされると金額が減るようですので、
応援したいyoutuberの動画であればスキップしないようにしてあげるといいかもです。

・オーバーレイ広告
動画は再生されたまま、動画に被せて表示される広告です。
広告がクリックされると収入が発生します。
×ボタンで消すことができますが、間違えてクリックしてしまうことがよくある形態ですね。

・サイドバー広告
動画上ではなく、動画の横に表示される広告です。
ブログなど、他のコンテンツでもよく表示される広告ですね。
こちらも広告がクリックされると収入が発生します。

youtubeの広告収入金額は1再生0.1円と言われていますが、上記の種類によっても変わり
さらに最近では動画の再生時間(最後まで再生されたか)や再生数によっても変動するらしいので
実際にはより少ない金額のようです。
(サムネイルで釣る等の方法だとすぐに再生ストップされるためあまり稼げないということですね)

【企業提携・イベント】
また、一部の有名youtuberに関しては、企業と提携してその企業の宣伝になる動画を投稿をしたり
イベントへの出演によって報酬を得ていることもあるようです。
商品の紹介などですね。
一昔前はヒカキンさん等トップレベルの方々だけができる方法でしたが、最近ではある程度チャンネル登録者数があるyoutuberにはオファーが来ているとのことです。。

【その他】
2017年1月からはスーパーチャットという投げ銭機能も登場しました。
それ以前にも視聴者ファンディングという機能があったようですが、知名度が低くあまり利用されていなかったようです。
スーパーチャットは、100円〜50,000円の範囲でチャットと共に投稿者に投げ銭ができます。
スーパーチャットを送ると、コメントの色が変わり一定時間固定で表示されるため
投稿者に自分をアピールすることができる視聴者心理を上手くついた機能ですね。
金額によってチャットの色や固定表示される時間が変わるため、大きな金額を送ればそれだけアピールすることができます。

また、amazonのほしい物リストを公開してファンに買ってもらうという方もいます。
ただこれは乞食と言われて非難されることもあります。(特にニコニコではそういう雰囲気があります)
ちなみに、あまりに買って買ってアピールが強いと犯罪になるようです・・・
「乞食行為」配信で逮捕 https://lmedia.jp/2015/03/06/62109/

●ニコニコ動画
【クリエイター奨励プログラム】
次にニコニコ動画ですが、こちらは結構複雑ですが上手く使えば大きな収入を得られるようです。
通称クリ奨。
ニコニコ動画の動画、ニコニコ静画のイラスト/マンガ、ニコニコモンズの素材が対象で
これらをクリ奨に登録するとその作品の人気度に応じてクリエイター奨励スコアというのが貯まる仕組みです。
また、関連がある動画や素材にしたニコニコ静画やニコニコモンズの作品を親作品として登録しツリーを構成でき、
子作品が人気になった場合は親作品にもスコアが貯まります。
例えば、ボーカロイド曲を「歌ってみた」系の動画であれば原曲の作品が親作品になるわけですね。

貯まったスコアは1点=1pt(円)でニコニコポイント(ニコニコ動画内通貨)や現金に変換できるため、
いい作品を作ればそれだけ収入を得られます。

さらにニコニコ動画には、ユーザが自分の作品や好きな作品をニコニコポイントを使って宣伝できるニコニ広告という機能があり
ニコニ広告に使われたポイントに応じてもクリエイター奨励スコアが貯まります。
2017年10月からは生放送でもスコアが貯まるようになったため、ニコニ広告を使って投げ銭のような使い方がされているようです。

金額としては、1再生0.2円〜0.6円となっており
再生数だけでなくコメント数やマイリストの登録数などでも変動します。
youtubeよりも金額は多いものの、ユーザの全体数がyoutubeよりも少ないため
いい作品をたくさん投稿しないと厳しそうです。

【有料チャンネル】
視聴者が料金を払い加入し、限定的なコンテンツを利用できる有料チャンネルの開設ができます。
出始めは法人のみ開設可能で、個人では実績があり公式から認可された際のみの開設でしたが、
今では個人でもエントリーすればある程度緩い基準で開設できるよう。
月額はチャンネル運営側が540円〜1575円で設定でき(540円が多い)その83%が収入として得られるため登録者数が多いとかなりの金額になります。
ゲーム実況の大御所である幕末志士ほどになると月収で数百万らしいです・・・

【グッズ販売】
ニコニコ動画では、クリエイティブな作品が多いため作った作品を販売することで収入を得ている方もいます。
ボーカロイド曲を作曲しているボカロPや歌ってみたなどで有名になった方ならばCDの販売。
作ってみた系の投稿者であれば作った作品等ですね。
コミケでの販売や、アニメイトとらのあな等の同人グッズを取り扱うショップでの販売がメインのようです。
youtubeでもグッズ販売をしている投稿者が多いですが、文化的にニコニコ動画の方が
グッズ販売が盛況に感じます。

【その他】
youtubeと同じくamazonのほしい物リストでの物乞いもありますが、前述のとおり
ニコニコ動画では文化的に嫌われる傾向にあります。

以上、ちょろちょろっと調べてみましたが、敷居的にはやはりyoutubeが簡単でいいですね。
ニコニコ動画は単価は高いですが、やはり規模がyoutubeとは段違いなのでトップレベルの方であればいいですが、そうでなければ上手くやらないと厳しいです。
ただ、youtubeとニコニコ動画の両方に動画をUPすることで収益が加速するので両方にUPしている方も多いようですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後youtubeやニコニコ動画を見る際に好きな作品があったら
「広告をスキップせずに全部見てあげよう」
とか
「マイリストに登録してコメントも打っておこう」
等といった感じで投稿者を支援してあげてください。