日本語はプレゼンテーションに向かない言語かもしれない

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On 2016-08-13 by Oplan

どうもBUNです。

 

今回は日本語がプレゼンテーションに向いていない言語である可能性があることについて
お話できればと思います。

 

世の中では、多くの日本人はプレゼンテーションが下手なのではないかと
言われています。多くの方がシャイだから、または文化的な背景があるから、
と色々と諸説があるとのことですが、ここでは言語を切り口に話してみようかと思います。

 

かくいう私も実は、日本語でのプレゼンテーションが得意ではありません。
私は日本語以外にも中国語が話せますが、中国語を用いてプレゼンテーションを行う際は、
苦手意識がありません。私はこれに言語的な仕組みが起因しているのではないかと考えています。

 

外国語(中国語や英語)と日本語の違いは発音やらがありますが、
ここでは以下の二点を中心に話します。
・基礎文法(中国語SVO,日本語SOV)
・実は日本語の文法の自由度が高い

 

一つ例を出して文法的な違いを見てみましょう、
明日の会議資料の準備の状態について、伝える時のケース

・資料ができていない場合「明日に提出する予定の資料ができていません。」

・資料ができている場合「明日に提出する予定の資料はできています。」

 

日本語での報告を行う時、まずは結論から話せと言われるのが、日本の言語の仕様で、肯定否定が語尾に来るあまり、結論が後に来てしまうのです。

 

外国語の場合の語順は、(直訳)

・「私、作り終えていません、明日に提出する会議資料を」

・「私、作り終えています、明日に提出する会議資料を」

 

できたできていないの結果が、主語の後に来ます。
英語や中国語では肯定否定が主語の後の動詞の前に置かれ、目的語がその後である。

 

実は日本語の仕組みですが、倒置法でSVOの形を取っても意味が通じるのです。
逆に英語は禁止されています。文法が固定化されているが故に、選ぶ単語によって、
表現を表すことができるのは、語順を気にする必要がない分、決まった方向性での
言葉遊びの認識に共通点があるということなのではないかと考えられます。
(アメリカンジョークが笑える理由にも関係しているかもしれません。)

 

日本語の場合、並び替えのパターンや語順を気にする必要がある故、単語の選び方や
動詞の変化に気を使わなければいけないのかもしれません。
敬語の概念もあるが故に表現の自由さが、特定のニュアンスを伝えるのに限りなく表現が
狭められてしまうのです。

 

謝るという選択肢が英語だと「I’m sorry」の一言だが、謝る単体では選択肢が多い
日本語では「申し訳がない」「ごめん」「ごめんなさい」等、複数あります。
立場や相手によって選択しなければなりません。

 

会話であれば、相手の立場を考えた上でのコミュニケーションをとることができますが、
不特定多数の人間に一方的に話さなければいけないプレゼンテーションでは、
一般的なコミュニケーション術とは違う技術が必要とされます。
中国語や英語の場合、日常的にはなす言葉とプレゼンテーションにの際に選ぶ言葉に
あまり違いがないのですが、日本語は違います。この違いがプレゼンテーションを
しにくくしているのではないでしょうか。

 

外国語を母国語に変換して考えるのはナンセンスなのかもしれませんが、
日本語でのプレゼンテーションでは複雑な言葉選びが、物事を伝えにくく
している可能性があると感じています。

 

次回「プレゼンテーションにおける言葉選び」について書きます。

 

Top画像: Freepikによるデザイン

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