こんにちは。今回もプログラミング言語の歴史について紹介していきます。
まず初めに紹介するのはLuaです。
Luaはブラジルの計算機科学者であるロベルト・イエルサリムスキーによって設計・開発された言語です。
Luaは手続き型言語または、プロトタイプベースのオブジェクト指向言語としても利用することができます。
LuaはC言語のホストプログラム(ホストコンピュータ上で動作しているソフトウェア)
に組み込まれることを目的に設計されており、高速な動作や高い移植性、組み込みの容易さが特徴です。
Luaは現在、ゲーム開発において、多くのゲームエンジンでスクリプト言語として使用されています。
例えば、MinecraftなどにもLuaが使われています。
ゲーム開発の他にも組み込みシステムやウェブ開発などでもLuaは使用されています。
次に紹介するのはJavaです。
Javaはオブジェクト指向、ガベージコレクション、マルチスレッドなどの特徴を持っており、高い堅牢性を持っています。
Javaの最大の特徴はJVM(Java Virtual Machine)で動いているということです。
JVMは、Javaを動かすために擬似的に作られたマシンのことです。
JVMがPCに搭載されていれば、JavaはWindowsでもMacでもLinuxでも問題なく動作できます。
Javaは主に業務システムの開発、Andoroidアプリの開発、Webアプリケーションの開発、webサイトの開発の4つで使われています。
これらについてそれぞれ説明していきます。
まず紹介するのは業務システムです。
よくある例としてはオンラインで動作する金融の取引システムなどが挙げられます。
これらのシステムでは機密性の高い情報を取り扱っているため、セキュリティ面で安全なJavaが主に用いられています。
次に紹介するのはAndroidアプリです。
Googleが提供するAndroidがJavaで動いており、Androidのアプリを作るときにもJavaが使われます。
次に紹介するのはWebアプリケーションです。
Javaを用いることで、大規模なWebサービスをJavaで開発することができます。
Javaで開発されたWebアプリケーションの例としてTwitterが挙げられます。
Javaは開発する時間が長くなってしまう言語なので、小規模なWebアプリの開発には向いていませんが、大規模なwebアプリの開発には適しています。
JavaのWebアプリケーションの有名なフレームワークとして、Spring bootなどが挙げられます。
次に紹介するのはWebサイトです。
Webサイトのバックエンドの部分にJavaが使われています。
具体的には楽天などでJavaが採用されています。
Javaは現在日本で最も多く案件数があり、需要が非常に高いプログラミング言語であるといえるでしょう。
次に紹介するのはPHPです。
PHPは特にサーバーサイドで、動的なWebページを作成するための機能を多く備えているプログラミング言語です。
PHPはカナダ人のラスマス・ラードフが、C言語で開発したプログラムであるPersonal Home Page Toolsが起源となります。
PHPはWebアプリケーション開発に関する機能が豊富にあります。
フレームワークなどもあり有名なWebアプリケーションのフレームワークとしてはLaravelが挙げられます。